「ふるさと納税で気になっていたけど、実際どうなんだろう?」
そんな思いから、“返礼品として注目されているグルメ”を現地で実際に味わい、背景やこだわりを体験する『ふるさとグルメシリーズ』を始めました。
単なるお取り寄せではわからない、“その土地ならではの魅力”や“生産者の想い”、そして「現地で食べたからこそ感じた本当の味わい」まで、リアルなレポートでお届けします。
今回訪れたのは【山形県上山市】。ふるさと納税でも人気の【かみのやまシュー】を味わいに行ってきました。
「一度食べたら忘れられない味」と言われる理由を、現地の空気とともにご紹介します。
この記事では、現地での体験をベースに、「かみのやまシュー」の魅力、食べ方の奥深さ、上山市の観光情報、そして“配送遅延=デメリット”をどう価値に変えられるか?まで、たっぷりお届けしていきます。
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【現地レポ】ふるさと納税518万個突破の人気スイーツ「かみのやまシュー」本場で食べてわかった本当の魅力

店名:Ora da cacao&chou(株式会社 山から)
住所:〒999-3134 山形県上山市矢来2丁目1-41
電話番号:070-9109-1122
営業時間:10:00〜17:00(定休日:不定休)
公式サイト:公式サイトを見る
ふるさと納税の返礼品から生まれる“旅のきっかけ”——そんな体験を味わいたくて、私は今回、山形県上山市の「Ora da cacao & chou(オラダカカオ&シュー)」さんに足を運びました。
お目当ては、ふるさと納税でも大人気のスイーツ「かみのやまシュー」。
これまでネットで頼んで食べたことはありましたが、「現地でできたてを食べたらどう感じるのか?」という好奇心が、私の背中を押しました。
結果から言うと——この旅は、ただのお取り寄せグルメでは味わえない、“想像以上の感動”に満ちていました。
● 公共交通機関をご利用の場合
JR奥羽本線(山形線)「かみのやま温泉駅」下車、徒歩5分。
● お車をご利用の場合
東北中央自動車道「かみのやま温泉IC」より10分。
店舗横に専用駐車場あり。
累計518万個突破!かみのやまシューが多くの人に愛される理由
「かみのやまシュー」は山形県上山市から直送される、クッキーシュータイプのシュークリーム。
最大の特徴は、「山形県産のつや姫米粉を使っていること」。この米粉が生地のサクサク感と香ばしさを生み出し、食感・風味ともに独特の個性を出しています。
また、クリームもただのカスタードではありません。つや姫米粉で炊いたオリジナルのカスタードに、北海道産純生クリームを合わせた“ダブルのこだわり”。
この2層構造のクリームが、食べた瞬間に口いっぱいに広がり、何度でも食べたくなる味を作っています。
しかも、内容量は3個〜12個入りと選べるため、一人暮らしの方から家族まで、自分のペースで楽しめるのもポイントです。
冷凍便で届くので日持ちしやすく、いつでも「ご褒美スイーツ」が味わえるのは魅力的ですよね。
現地で体感!できたて「かみのやまシュー」は冷凍とはまるで別モノだった

今までは冷凍で届いたものを自宅で解凍して食べていましたが、現地で食べる「かみのやまシュー」は一口目から違いました。
まず驚いたのは、香りの強さ。米粉の甘く香ばしい香りと、焼き立てのクッキー生地の香ばしさがふわっと広がり、思わず「うわっ」と声が出たほど。
そしてクリーム。とろっとしながらも程よく重みがあり、甘すぎず、でも濃厚。
店舗裏の工場で製造した出来立てのシュークリームは、最も鮮度の高い状態のものが提供されています。
つまり、家庭で食べる“完成されたおいしさ”とは違い、“本来の姿”に最も近い状態を体験できるのです。
食べ方で3度楽しめる!自宅でもできる“食感変化”の秘密
「かみのやまシュー」の面白いところは、冷凍だからこそ食べ方に工夫ができる点です。
❄️ 凍ったまま
まるでシューアイスのような食感!外はサクサク、中はアイスのように冷たくて固め。夏場にぴったりの爽快スイーツに変身します。
🌙 半解凍
これは意外な食べ方!中のクリームがとろっとして、ややシャリ感が残った生地との相性が抜群。まるで“冷たい生カスタードタルト”を食べているよう。
☀️ 全解凍

ふわっとした生地に、まろやかでとろけるカスタードが合わさって、王道の「ケーキのような味わい」に。紅茶やコーヒーとの相性もバツグン。
私は朝・昼・夜でそれぞれ違う解凍状態で食べ比べましたが、どれもまったく違うスイーツのようで感動しました。これは冷凍配送のデメリットどころか、むしろ“最大の魅力”ではないでしょうか?
上山市ってどんな町?スイーツと一緒に味わう観光の楽しさ

上山市は、山形県南部に位置する自然豊かな温泉地。かみのやま温泉は全国でも有名で、旅館や温泉街の風情ある景色は、歩いているだけでも癒されます。
私は「上山城」「武家屋敷」「楢下宿」などの歴史スポットを巡った後、「かみのやまシュー」を味わいました。
すると不思議なことに、スイーツ一つでも「土地の背景」が見えることで、より深い味わいに感じるようになったのです。
特に「この辺りで育ったつや姫で作られてるんですよ」と地元の方が教えてくれた瞬間、その一言だけでこのシューが“地元の宝”のように思えてきました。
「人気で届かない」というデメリットが逆に価値になる理由
実は「かみのやまシュー」には一つ、よく聞かれる不満があります。
それが、「いつ届くかわからない」ということ。
確かに、人気すぎて注文が集中する時期は、発送がかなり遅れることもあります。ネット上にも「数ヶ月待った」「忘れた頃に来た」といった口コミがちらほら。
でも、私はこの“待ち時間”こそが価値だと気付きました。
なぜなら、待っている間に期待感が高まり、届いた瞬間の感動が倍増するからです。
さらに、実際に現地を訪れてわかったのは、「このシュー、めちゃくちゃ手間がかかってる」ということ。
原材料の選定から、米粉の配合、カスタードの炊き方、冷凍技術まで、一つひとつに職人のこだわりが詰まっていて、それを毎日全国からの注文に応えて作っているのです。
だからこそ、「届くまで時間がかかる=本当に丁寧に作られている証拠」なんです。
シーン別で広がる「かみのやまシュー」の楽しみ方7選
ここで、私が現地や自宅で実践してみて「これはいい!」と感じたシーン別の楽しみ方をご紹介します。

- お子様のテスト後のご褒美に
- 仕事終わりのリラックスタイムに
- 誕生日ケーキの代わりにシュータワーでサプライズ
- お中元・お歳暮・帰省土産にも◎
- 休日の朝、紅茶と一緒に上質な朝食スイーツに
- 夕涼みのひとときに、凍ったままでひんやりデザート
- 離れて暮らす家族へのギフトにして、つながりを感じる瞬間を
冷凍で届くので、好きなタイミングで出して食べられるというのも非常に便利。シーンを選ばず“幸せな時間”を演出してくれます。
まとめ:「かみのやまシュー」はただの返礼品じゃない。人の心をつなぐ“体験”だ
「ふるさと納税はお得にモノがもらえる制度」——そう思っていた私にとって、今回の旅と体験は衝撃でした。
確かに、金額的にはお得かもしれない。でも、それ以上に「現地の背景を知って味わうこと」「地元の人の思いに触れること」が、こんなにもスイーツの価値を高めてくれるのだと、心から実感できました。
「かみのやまシュー」は、単なるシュークリームではありません。
むしろ、上山市の魅力・食文化・人の思いを、一つに詰め込んだ“体験型スイーツ”なのです。
ぜひ、あなたもこの返礼品を通じて、「味わう喜び」だけでなく、「つながる感動」を体験してみてください。
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